欺瞞譚 ~紅色した飴玉のもたらした幸福な人達の生誕からその顛末まで

始めに言っておこう。


【私は下ネタが大嫌いだっ!!】







今回は久しぶりにthe chordについて書いていこう。

the chordの曲は全て、gt.voの菅野旭洋が作っている。勿論ほとんどのタイトルもこの男がつけている。

全ては菅野旭洋のその時その時の世界観を表現した内容とタイトルなのだろう。

しかし、

その曲達には決して表には出せない裏タイトルがあるのだ!


あと2ヶ月ちょいで活動休止するのだ、何曲か裏テーマを公表しよう。
勿論、私の独断でだ!




Another、pearl、生命の行方。
ライブで頻繁にやるこの三曲は曲調も歌詞も全く繋がりが無い。
でも、裏テーマではこの三曲はある三部作として作られていた。

【Another編】

激しい曲調のこの曲、歌詞は全く把握してないからどんな内容なのかは説明できないが、あの人のことだ、、多分鬱な内容に違いないと思う。

この曲の製作中、激しい曲調から仮タイトルで【メタル】と呼ばれていた、、そして曲自体は完成していたが、菅野旭洋は歌詞やタイトルを中々決めてこなかった。
長くこの曲を【メタル】と呼んでいたら愛着が湧くもので私とサポートドラムの岩さんはもう【メタル】を正タイトルでいいんじゃないかと思っていたが、菅野旭洋はそれを頑なに拒んだ。

人の提案を一切受け入れない独裁的なこの男に若干イライラしながらも【メタル】を超えるようなカッコいい正式なタイトルをつけてくれるはずと信じて待ち続け、ようやく歌詞とタイトルを持ってきた。

「この曲は【Another】に決まった!」

正直ピンと来なかった。
【メタル】という曲のイメージにもピッタリとハマっていた仮タイトルとは違い、【Another】にはイメージが合わなかった。

そう。

例えるなら、「おさる」が「モンキッキ」に改名した時の感情に近い。

私は【メタル】が良かった、、。

【メタル】が愛しいかった、。

【メタル】を諦めたくなかった。

私は考えた、、
このままでは、「コアラ」が「ハッピーハッピー」に改名した時みたいになってしまう、、

どうにかして、【メタル】を残さなくては、、!

少しでいい、、ほんの少しでいいんだ!
【メタル】の意志を受け継げるような何かを、、




ハッ!!


私はあるタイトルを閃き、細木〇子みたいなドヤ顔をして聞く耳を持たない菅野旭洋に言い放った。



「じゃあ、Another metalなんてどうでしょうか?ほら、略したらア〇ルになるし!」




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裏タイトル【ア〇ル】が産声を上げた瞬間だった。

これをきっかけにthe chordの中では【Another】は【ア〇ル】で定着し、ライブのリハーサルでも「ア〇ルやります!」と言うほどになっていた。

【メタル】は死んでしまった、、
しかし【メタル】の意志は確実に【Another(ア〇ル)】に受け継がれた。


しかし、【ア〇ル(Another)】は始まりに過ぎなかった、、、




~次回予告~

遂に仮面がタイトルをつける権利を勝ち取った!
その愛の輝きに隠された本当の意味とは、、?

スナックのママ「機械に頼るような男は信用できないわ、、男なら己の腕で勝負しな!」

次回!【pearl編】お楽しみに!