素晴らしきかな過多想募

私は下ネタが、、、大好きだぁぁぁあ!!





Another(ア〇ナル)

Pearl(大人の玩具)


the chordの方向性は纏まりつつあった。

向かうべき道。

目指すべき場所。


そして三部作の最後を飾る曲。


私は楽しみでしょうがなかった。

次は締めの曲だ。どういう裏テーマにするか、、

やはりフィニッシュ系のファイナルアタックライドな感じにするべきか?

いやいや、ここは敢えてとことんアブノーマルな世界を突き進むべきではないのか?

心踊る気持ちで新たな曲を待つ仮面。

そして遂に菅野旭洋は三部作最後の曲を持ってきた、、絶望と失望とともに、、。


「今回の曲はめちゃくちゃ真面目なテーマだから。」


ここに来てまさかの裏切り。

まるで、周りが下ネタで大盛り上がりしてる中、
「あ、俺そういうの興味ないから フッ」って澄まし顔でいっている優等生みたいな顔をしながら吐き出された裏切りの言葉。

私は仮面の中で涙を流した。

ここまで来たのにあんまりだ。

やっと、、やっと掴みかけた答えを無理矢理奪われたような脱力感が身体を襲った。


そんな仮面に追い討ちするように、菅野旭洋は口を開く。

「この曲は生命のやりとり、、つまり生と死をテーマにしているんだ。」

まるで勝ち誇ったような顔をしながら仮面を追い詰める。



終わりだ、、

私の夢は終わったのだ、、

この場所にはもう、下ネタは居ないんだ。

下ネタは使えないんだ。

もう、、

諦めよう、、、




、、、、すよ、、



ん?



、、、終了ですよ、、、


あ、、



f:id:teruhirokanno:20151230025953j:plain


安西先生ぇぇええ! !



そうだ!諦めたらそこで試合終了なんだ!!

諦めるな!

何か、、何かあるはずだ!

ひねりだせ、、ひねりだせ俺の仮面!!


「菅野さん、生と死がテーマですよね?、、、じゃあ精と子でいけますね。 ニコリ」


こうして、the chordはまた1段、、階段を登った。