エド・ゲインにおめでとうって言われた。
かなり久々に更新するが、バンドとは関係無い事を書く。
それが仮面のスタイル、、
さて、私は幼い頃から特撮ヒーロー番組を観て育ってきた。
そのせいか、今でも特撮ヒーロー番組を観ているくらいだ。
幼い頃、仮面父が特撮好きな私の為に、仮面ライダーやウルトラマン等のヒーロー物のビデオを与えてくれた。
だが、、
そのほとんどは何かがおかしいヒーロー物ビデオだったのだ。
今回は仮面父が与えてくれた、おかしなヒーロー物を2つ紹介しよう。
まずは、
今でも人気の高い特撮番組、仮面ライダー。
今では総勢50人くらいいる仮面ライダー、テレビ番組だけでなく映画やVシネ限定の仮面ライダーもいたりするが、
当時7才くらいの仮面に父親はある仮面ライダーのビデオを与えてくれた、、
それがコレ。
その名も、真 仮面ライダー!!
見ての通り、マスクなんかしていない!
完全にクリーチャーだ!
仮面ライダーの売りの一つに変身ポーズをキメて、ベルトの力で変身をするのだが、
この真 仮面ライダーの変身は、
もがき苦しむ。
ただそれだけである!
変身ベルトなんか存在しない!
苦しみながら徐々にクリーチャーに変わっていき、最終的に下アゴは割れるのである!
これが、やたらリアルに表現していて、当時子供だった私はそれなりのショックを受けた。
しかしこれだけではない!
仮面ライダーといえば、必殺技にライダーキックがほぼ全てのライダーにある。
しかし!真 仮面ライダーの必殺技はキックではない!
真 仮面ライダーの必殺技、それは、、
相手の頭を脊髄ごと引っこ抜く!
シンプルだけど、確実!
いやいや、ヒーローがやるにはエグすぎるだろ!
あんた、子供達が憧れるヒーローだよ?
「敵を倒したかったら、頭を引っこ抜け!」
って言えないだろ、、
子供が真似したらどうすんのさ!?
と、まぁ完全に子供向けではない内容満載の
「真 仮面ライダー」
気になったら観てほしい。
タイトルに序章と書いてあるが、序章公開から20年以上経ってもいまだに続編の話が出ないのは残念である。
次はウルトラマン!
「ウルトラ6兄弟対怪獣軍団」
一見まともそうなタイトルで、当時5才くらいの仮面も安心してビデオを観ていた。
しかし、それが間違いだった、、
何故か日本っぽくない街並み、、
出てくる人もどこか日本人ぽくない。
なんで、看板に日本語が書いてないの?
そんな疑問も無視して物語は進んで行く、、
冒頭は仏像を盗みに来た窃盗団に、たまたま出会した正義感ある少年が、無惨に殺される所から始まる。
しかし、エグいな。
ウルトラマンは基本、死にかけの人にウルトラマンの魂を貸してもらい変身出来るようになる。
この少年もあるヒーローに魂を貸してもらうのだ!
映画限定のウルトラマンかな?
そんなことを考えながらワクワクする仮面少年!
そして、注目の変身シーンが画面に映る!
いや、誰だお前は!!
実はこの映画、
製作はタイの映画会社なのである!
ウルトラマンを製作していた円谷プロが倒産しかけていた時にタイの製作会社に買収されていた時期があり、その時に製作された映画がコレである。
そして、上の変なのは猿の神様でありその名も、
「ハヌマーン」
普通の少年がいきなり神様にクラスアップするという、豊臣秀吉もビックリな出世ぷりである。
さて、ハヌマーンと魂を共有した少年が最初にしたこと、
それは、
自分を殺め窃盗団への復讐である!
いや、神様なにしてんの!?
なんやかんや窃盗団を見つけ、その主犯を捕まえたハヌマーン!
まぁ、ヒーローだし神様だから多少懲らしめて終わりだろ、、
「プチッ」
つ、潰しやがった!!
カヲル君もビックリするくらいの叩き潰しっぷり!
やっぱり神様は罪人に対して容赦しねぇのな、、
こんな感じでタイのウルトラマンであるハヌマーンが、街の人のピンチを救っていき、
怪獣と戦い、ハヌマーンがピンチの時にウルトラ兄弟が助けに来て、なんやかんやと怪獣をやっつける映画です。
一応、円谷プロ公式映画ですが色々ツッコミ所満載であります。
このハヌマーン、ってかタイの映画製作会社、、
続編で仮面ライダーとも共演しています。
こちらは東映非公式の映画なので色々ヤバイです。
ウルトラマンよりツッコミ所満載です。
2作品でハヌマーンはタイの映画に出ることは無くなったので、向こうでもヒーローとして定着しなかったんでしょうね。
そして、真 仮面ライダーとウルトラ6兄弟対怪獣軍団を観た仮面が断言する!
オススメはしない!!